新婚旅行の歴史

junebride-movie_新婚旅行私達の新婚旅行先はギリシャ、私の両親の新婚旅行先はハワイ。偶然にも彼の両親もハワイだったそう。さらにさかのぼっておばあちゃん世代の新婚旅行はというと…。このあたりで、日本における新婚旅行の歴史は途絶えてしまうんです。実は、新婚旅行が根付いたのは昭和40年代半ば頃からみたい。

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そもそもそれ以前は戦時中だったので新婚旅行どころではないという話。それに、今ほどメディアも発達していないため、結納や結婚式の風習自体が各地方ごとにかなり異なっており、さらには新婚旅行という概念はありませんでした。それが戦後、敗戦からの復興という名目で各地が旅行先としての誘致活動を始めたそうなんです。



今で言う、デスティネーションキャンペーンですよね。そのため、当時は国内旅行が新婚旅行先としてはほとんどでした。その後、昭和40年代の大ベストセラー、「冠婚葬祭入門」の発行により、全国でバラバラだった結婚における風習が統一化され、新婚旅行という考え方も根づいていったとのことです。ところで、なぜこの「冠婚葬祭入門」が当時大ベストセラーになったかというと、急速に核家族化が進んだ世帯において、上の世代の知恵が借りられなくなった夫婦が冠婚葬祭の際のマナーについて知るための情報源を求めていたという背景があるそうです。新婚旅行の歴史というテーマでこんな豆知識まで手に入れられちゃいました(笑)。

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さてさて、それと同時にブライダル産業も成長の後押しもあって新婚旅行の認知度は上がっていきました。ハワイなどの海外旅行が流行りはじめてきたのもこの頃だそう。一説には、日本で初めて新婚旅行に行ったのは、坂本龍馬と妻のお龍なんていう話もありますが、時代背景とともに正式に根づいたといえるのは結構最近のことなんですね。

ついでに、今ではあたりまえのアイテム、結婚指輪も某ジュエリー会社が打った広告、「結婚指輪は給料の3ヶ月分」というキャッチフレーズが受けて一般化したものだそう。日本では30年程度の歴史しかないんです。新婚旅行といい、結婚指輪といい、ロマンチックな印象のイベントですが、実は商業的な目論見と切っては切り離せない関係なんですね。バレンタインデーもお菓子会社の広告だと知ってから気合を入れてイベントに臨まなくなりましたがまさか新婚旅行もそうだったとは…。そうとは知らず、100%気合いを入れて準備、遂行してしまいました。そのおかげでとてもいい思い出ができましたけどね。